インサイドセールス導入時に欠かせないツールを目的別に比較

インサイドセールス導入時に欠かせないツールを目的別に比較
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ここ数年で「インサイドセールス」という言葉を耳にする機会が増えてきたのではないでしょうか。”訪問しない営業”という新しいやり方で営業効率を上げるインサイドセールスを導入するメリットや目的別に必要なツールについて紹介します。

インサイドセールス代行の事例多数。国内最大級の営業代行プラットフォーム「カクトク」
カクトクのインサイドセールス代行についてはこちら:https://kakutoku.jp/lp/client/insidesales
カクトクの営業ツール運用支援(MA/SFA/CRM)についてはこちら:https://kakutoku.jp/lp/client/sfa
目次

インサイドセールスとは

インサイドセールスとは「顧客先に訪問しないで、メールや電話やオンライン会議ツールを用いてコミュニケーションをとる」新しい営業手法です。国土が日本の25倍もあるアメリカでは対面での訪問にしてしまうと移動に莫大な時間がかかってしまうため営業効率を上げるために生まれました。

日本でもここ数年でインサイドセールスという言葉がビジネスシーンで使われることがとても多くなってきました。

日本ではインサイドセールスとフィールドセールスで分業している

アメリカでは営業効率を上げるためにインサイドセールスが多く使われていますが、日本では対面でのコミュニケーションを重要視している文化が根付いており、以下のように分業されるかたちでインサイドセールスが多く使われています。

  • インサイドセールス:ヒアリング・情報提供・商談機会創出
を担当
  • フィールドセールス:提案・クロージング・受注
を担当

日本ではインサイドセールスとフィールドセールスがそれぞれ役割を持って顧客満足を上げている事例が多いです。例えば、インサイドセールスがマーケティング担当から渡された顧客情報を元にフォローやナーチャリングを行い、課題が明確になった顧客に対してアポイントメントの調整などを担当します。その後、フィールドセールスが顧客を訪問し、クロージングしていきます。

インサイドセールス導入のメリット

インサイドセールスを導入することで以下のメリットがあります。

  • 商談から受注までのリードタイムの短縮
  • 移動時間・人件費削減
  • 見込み顧客の育成(リードナーチャリング)
  • 商談数の増加
  • 遠方の顧客と接点を持てる
  • 営業活動の可視化
  • 新人営業の教育時間短縮
  • 「働き方改革」にも好影響

リードタイムの短縮

インサイドセールスを導入するメリットの1つとして営業が商談に行ってから受注するまでの時間「リードタイム」が短縮されることがあります。

またオンライン商談ツールを使うことで新規問い合わせ後に当日商談もできるようになります。すぐにサービス内容や料金体系を知りたい顧客に対して迅速な対応ができます。リードタイムを短縮することで高い営業生産性を生み出すことができます。

移動時間・人件費削減

本来、地方支社や支店がないと遠方の会社との商談機会を作るのに時間がかかることが多いです。しかし、オンライン商談ツールを利用することで日本国内だけでなく遠方にオフィスを構える海外の見込み客とも商談することができます。

オンライン商談ツールでは画面共有や資料共有などの機能を使うことができます。訪問型営業では急遽必要になった紙の資料を用意することが難しいですが、オンライン商談であれば画面共有などを通じてすぐに共有することができます。

また電話だけで自社製品を伝えるよりも画面共有しながら話したほうが顧客側が受け取る情報量が増え、具体的な導入イメージを伝えることができます。

より多くの情報を顧客に伝えることで相手の関心が高いうちにクロージングまで繋げることができるようになります。

見込み顧客の育成(リードナーチャリング)

リードナーチャリングとは「見込み客の育成」という意味があります。潜在顧客に対してメールや電話などを通じて有益な情報を提供し、見込み客の購買意欲を高める手法です。

オフラインではセミナー、オンラインではメルマガ限定記事やホワイトペーパーなどのコンテンツ配信が挙げられます。

ツールを上手く使うことで新規顧客獲得だけでなく、過去に失注や保留となっている見込み客に対しても掘り起こしのアプローチを行うことができます。

商談数の増加

これまでやってきた訪問型営業では移動時間踏まえて1日あたりの商談数が4-6社が限度となることがほとんどでしたが、インサイドセールスで営業活動をした場合、移動時間を削減できるため1日で10-12社とオンライン商談することもできます。

新人営業の教育時間短縮

インサイドセールスを導入することで部下の教育コストを下げることができます。まずオンライン商談ツールを使うことで1日の商談数を増やして早い段階で多くの経験を得ることができます。

またオンライン商談ツールの録音機能を使うと商談の流れを上司に見てもらいすぐにフィードバックをもらうことができます。動画として保存できるため上司の商談の流れも確認することができ、より効果的な顧客との関係構築の手法をいつでも学ぶことができます。

また訪問型営業では基本的に全員外出していることが多く、チーム内でコミュニケーションをとる機会は少ないですが、インサイドセールスのチームではメンバーが社内にいることが多いのでいつでもアドバイスを受けることができます。

「働き方改革」に好影響も

インサイドセールスはほぼ内勤となるため移動時間を削ることなく営業活動の重要な部分に時間を割くことができます。過去の商談のフォローアップや新規見込み客へのメール対応やオンライン商談など生産性の高い働き方を実現することが可能です。

インサイドセールスを駆使して時間を有効的に使えるようにすることで「働き方改革」を実現することも将来的には可能になります。

インサイドセールス導入のデメリット

インサイドセールスを導入することで以下のデメリットがあります。

  • 自社製品の魅力を伝えきれない場合がある
  • インサイドセールスとフィールドセールスで担当を分ける場合、情報共有の仕組みづくりが必要
  • インサイドセールスの経験知とノウハウが必要

自社製品の魅力を伝えきれない場合がある

電話やメールを通じてのインサイドセールスですと、自社製品の魅力をきちんと伝えることが難しいです。しかし、オンライン商談ツールで資料共有や画面共有しながら説明できる環境を作ることでこのデメリットは改善することができます。

インサイドセールスとフィールドセールスで担当を分ける場合、情報共有の仕組みづくりが必要

日本国内ではインサイドセールスとフィールドセールスで協力しながら働くことが多いです。ヒアリングを行う営業担当と訪問する営業担当がいるためインサイドセールスで得た顧客の詳しい情報をフィールドセールスに正しく伝える仕組みづくりが大切になります。

これまで営業が1人でやっていたことを分業するため、情報共有の仕組みを作るはとても重要です。またインサイドセールスはリード獲得を担当するマーケティング担当者とのコミュニケーションも必要になってきます。

インサイドセールスの経験知とノウハウが必要

インサイドセールスは営業の仕事をただ分業するだけでなく、目的設定や業務プロセスの設計をしっかりと行う必要があります。営業プロセスをすべて洗い出した上で業務プロセスを設計し、適正な人材を選定して計画的に運用する必要があります。

事前準備や目標設定に時間をかけずに運用を開始してしまうと失敗するリスクも起こりうるので注意が必要です。

インサイドセールス導入時に欠かせないツール

インサイドセールスを導入する際に下記ツールを使うことで業務効率化や質の高いリードを営業に伝える顧客管理体制構築などを実現することが可能です。

  • 名刺管理ツール
  • MA(マーケティング・オートメーション)ツール
  • SFA(営業支援システム)
  • CRM(顧客管理システム)
  • Web会議ツール(オンライン商談ツール)

名刺管理ツール

名刺交換はビジネスの世界では当たり前に行われている習慣ですが、名刺管理ツールを使うことで名刺交換した相手のデータを蓄積して活用することができるようになります。

  • スキャンサービスなどを用いて大量の名刺を手間なくカンタンに正確にデータ化
  • データ化した名刺情報をグルーピング
  • 名刺情報を会社内システムで共有
  • 名刺情報を軸とした顧客データベースの構築
  • SNS機能との連携で新しい情報の追加や更新
  • 外部SFA・CRM機能との連携機能で営業活動の効率化
  • マーケティングオートメーションでリード獲得からナーチャリングまでを自動化

MA(マーケティングオートメーション)ツール

MAツールは主に以下のプロセスを支援してくれます。

①リードジェネレーション(見込み顧客情報の獲得)

②リードナーチャリング(見込み顧客の育成)

③リードクオリフィケーション(有望見込み顧客の選別)

インサイドセールス担当者がマーケティングオートメーションツールを活用することで、効率的に見込み顧客(リード)情報を獲得・管理し、中長期に渡って良好な関係性を築くためのコミュニケーションを行うことができるようになります。そして最適なタイミングで質の良いリードを営業に渡すことができます。

SFA(営業支援システム)

SFAはSales Force Automationの略で日本語だと営業活動自動化と訳すことができますが、「営業支援システム」と呼ばれることが多いです。

SFA(営業支援システム)は基本的に以下の機能を提供しています。

  • 顧客データ管理(三層管理)
  • 売上げなどを可視化するレポート機能
  • 全体でタスクを共有できるToDo機能
  • 見積書・請求書などの帳票類作成機能
  • 日報作成・管理機能

常に機能がアップデートされており、今ではCRM(顧客管理システム)で提供している機能も含んでいるツールが多くリリースされています。

SFAは顧客情報や営業情報を管理するだけでなく、社内の営業活動を可視化し、営業力・生産性向上、ノウハウの蓄積・共有、顧客満足度向上など様々な営業課題をデータを用いて解決することができます。

マーケティングオートメーションツールと併用することでより高い生産性を実現することも可能になります。

CRM(顧客管理システム)

CRMとはCustomer Relationship Managementの略で、「顧客との関係を構築・管理する経営手法」を指すことが多いです。

 CRM(顧客管理システム)は基本的に以下の機能を提供しています。

  • 顧客情報の管理機能
  • 顧客情報の分析機能
  • 顧客対応履歴の管理機能
  • メールマガジン自動配信機能
  • 顧客サポート支援機能
  • フォーム自動生成機能

これまでの顧客情報管理では、顧客の正確な情報を把握することが難しかったのですが、CRMツールを使うことにより、購買履歴や志向、購買頻度のような詳細な顧客情報を把握して管理することができるようになりました。

一元管理された顧客情報を元に分析を行い、「見込み顧客」「既存顧客」「優良顧客」に分類しながら様々な施策を行うことで見込み客を優良顧客へ育てるための体制を作ることができます。

Web会議ツール(オンライン商談ツール)

オンライン商談ツールは「オンライン(WEB上)で相手先との商談を可能にするツール」を指します。ツールを用いることで社内にいながらあらゆる場所にいる顧客との商談ができるようになりました。

 オンライン商談ツールは基本的に以下の機能を提供しています。

  • 資料共有
  • トークスクリプト表示
  • ポインター機能
  • ライブ配信
  • 非公開商談メモ
  • 自動音声議事録

これらの機能があることで対面時と遜色ない情報を顧客に伝えることができ、録音した過去の商談のクロージングまでの流れを部下に共有することで教育にも役立てることが可能です。

インサイドセールス導入時にやるべきこと

自社でインサイドセールス導入時に下記内容を検討しながら体制を作ることで運用効率を上げることができます。
・ツールを活用したフロー構築

  • 仕組み化
  • 部門間の連携とKPI設定
  • チャネル別の商談率
  • 受注率の可視化(ダッシュボード化)
  • インサイドセールスとフィールドセールスの役割と責任を定める
  • 顧客との距離で商談方法を変えるルール決め

ツールを活用したフロー構築・仕組み化

新規リード獲得から契約までの流れは一般的に下記のようになります。

①リード発掘

②リード育成

③リード精査/絞り込み

④商談化

⑤訪問・提案

⑥契約

各フェース毎に名刺管理ツール、マーケティング・オートメーションツール、SFA(営業支援システム)、CRM(顧客管理システム)、オンライン商談ツールを使うことで適切な顧客管理から営業進捗管理を行うことができます。

各ツール間の連携も対応しているため自社に合ったツールを選定し、運用することで生産性の高いインサイドセールスを実現することができます。

部門間の連携とKPI設定

インサイドセールスにおけるKPIは下記の内容を数値化したものが比較的多く使われています。

・【アプローチ量】コール数・メール送付数、コンタクト数、商談獲得数

・【アプローチの質】1リードから(ヒアリング項目を設定)ヒアリングできた数、 ○ヶ月間における接触回数

・【受注数】設定した商談の受注化率

インサイドセールスにおける役割はフィールドセールスに渡すための【商談の数】をどれだけ増やすことができるかということも重要ですが、【設定した商談の受注率】もとても重要です。

そのためフィールドセールスチームやマーケティングチームとコミュニケーションをとりながら改善を進める必要があります。

チャネル別の商談率・受注率の可視化(ダッシュボード化)

インサイドセールス運用時の数値を正しくみるためにダッシュボードを作成する必要があります。

先ほどKPI設定についても話しましたが、実際に営業プロセスを積み重ねていき蓄積されたデータから商談化・受注率を割り出します。この数値を正確に把握していないと、目標とすべき月毎のリード数・商談数を設定することが難しくなり目標達成が遠くなります。

CRMやSFAなどのツールを活用しながら施策別の商談化率・受注率を可視化することがとても重要です。

常にダッシュボードで数値が見れるようになることで、インサイドセールス・フィールドセールス・マーケティングそれぞれの担当者が集まり、注力すべき数値について議論することができるようになります。

インサイドセールスとフィールドセールスの役割と責任を定める

インサイドセールスの運用時に重要なことがインサイドセールスとフィールドセールスで役割をしっかりと分けて分業することです。

営業戦略においてインサイドセールスとフィールドセールスの役割と責任が明確になっていない場合、効率的な営業活動を実現することは難しいです。

それぞれの役割と責任を明確にするために、下記内容を担当者同士で話し合うことが重要です。

  • それぞれの担当業務やKPIを決める
  • 顧客をフィールドセールスに引き継ぐタイミングを決める
  • 顧客からヒアリングするべき情報を決める

顧客との距離で提案方法を決める

「商談が決まって新幹線に乗って出張したのに、顧客の確度が想定より低く、移動時間や交通費を無駄にしてしまった」というような無駄な時間やコストがかからないようにオンライン商談ツールを使うタイミングを決めるといいでしょう。

会社から○○分以上かかる、緊急度の高い顧客等の条件を設定してオンライン商談ツールを使って効率的な営業活動を行うことをおすすめします。

目的別に使えるインサイドセールスツールまとめ

これまで紹介してきたようにインサイドセールスを自社で導入する際には複数のツールを連携させることで営業活動の効率化を上げることができます。ここからは目的別に導入したいインサイドセールス関連ツールを紹介します。

見込み客のデータ管理に役立つ名刺管理ツール

Sansan(サンサン)

【特徴】

  • 名刺データの一元管理
  • 他の業務ツールとの連携
  • メッセージ機能
  • 顧客管理(CRM)
  • Sansan Data Hubでの名寄せ・データクレンジング
  • Open APIを通じたAPI連携
  • SalesforceやMarketoとのプラグイン連携
  • CSV出力
  • 2要素認証
  • AD連稀
  • アクセスコントロール
  • IPアドレス制限

【サービス概要】

SanSanは名刺交換で取得した名刺データから抽出した顧客・顧客候補先の名刺情報を社内で一元管理し、名簿化した上で営業の効率化を促すツールです。

名刺交換した相手がビジネスSNSのEight(エイト)を使っていた場合、Eightで更新されたプロフィール情報によって常に最新データを参照することができます。

また顧客管理(CRM)機能では名刺交換した企業に関する最新ニュースを確認できたり、人事異動情報を確認することができます。

【料金】

プラン:Lite/Standard/DX

価格:見積依頼書」に準じて最適なプランを提供

※要問い合わせ

Sansanスキャナー:月額 10,000円/台

https://jp.sansan.com/

PhoneAppli for Salesforce

【特徴】

  • 名刺読み取り機能
  • 名刺管理機能
  • 名刺読み取り方法
  • Salesforce連携機能
  • ユーザ管理機能
  • スマホ連絡先機能
  • Office365連携
  • TeamSpirit連携
  • UPWARD連携

【サービス概要】

「Phone Appli for Salesforce」は株式会社Phone Appliより提供されている、社員全員でSalesforceを活用して社内・社外すべての連絡先を管理できる名刺管理サービスです。

スマートフォンやスキャナから名刺データを取り込み、Salesforceで管理しているリード・取引先項目に連携設定できます。

またセールスフォース・ドットコム社が提供するPardotというMAツールを使うことでメール配信機能を使うことができます。

【料金】

初期登録費用:15,000円        

ユーザライセンス:300円/月 1ユーザー

※最低15ユーザーから

名刺入力サービス:96,000円~ 1200枚

初期設定サポート:30,000円~       

https://phoneappli.net/product/service/salesforce/ 

HotProfile

【特徴】

  • 名刺管理
  • 顧客管理
  • チャット機能
  • SFA連携
  • MA連携
  • Web解析
  • API連携
  • お客様カルテ

【サービス概要】

HotProfile(ホットプロファイル)は名刺管理、顧客管理、営業支援ができるサービスです。

名刺管理や顧客管理以外にインサイドセールス導入のための機能を有しているのが特徴の1つです。

名刺から取得した顧客データに対してインサイドセールスをした後にフィールドセールスに必要な情報提供もHotProfile上で行うことができます。

【料金】

初期費用:0円

【名刺管理】基本パック:1ユーザー 3,000円/月額

【名刺管理+営業支援】SFAパック:1ユーザー 5,000円/月額

【来訪企業、個人の解析】アカウントセールスオプション:1社 35,000円/月額

【興味の高いお客様を発掘】見込み客発掘オプション:1社 50,000円/月額

Webフォームオプション:1社 35,000円/月額

インサイドセールスオプション:1社 10,000円~/月額

チャットオプション:1名 300円/月額

日経人事情報連携オプション:1社 50,000円〜/月額

https://www.hammock.jp/hpr/

CAMCARD BUSINESS

【特徴】

  • 名刺の管理
  • 商談情報の管理
  • タグ管理
  • 管理者機能
  • 職位によるアクセス権の設定
  • 名刺情報の共有
  • Excelファイルのインポート
  • Excelへエクスポート
  • Salesforceへのエクスポート
  • MicrosoftDynamicsへのエクスポート
  • Sugar CRMへのエクスポート
  • Web Service APIによる連携
  • スキャナ連動機能
  • 人事異動情報の通知
  • 一斉メール配信機能

【サービス概要】

CAMCARD BUSINESS(キャムカードビジネス)は全世界で1.1億以上のユーザー数を誇る名刺管理アプリ「CAMCARD」の法人向けに特化したサービスです。

取得した名刺データをデータベース化し、必要に応じてSalesforce、DynamicsCRM、SugarCRM、Google Contact、Kairos3、Oracle Sales Cloudなどのツールと連携しながら営業活動をサポートしてくれます。

【料金】

【STANDARD】1,400円/1ユーザー/月

【PROFESSIONAL】2,200円/1ユーザー/月

※プランの違いは高精度校正の使用枚数

https://www.camcard.jp/business/

Wantedly People

【特徴】

  • スマホで一度に最大10枚の名刺を読み込み
  • Wantedlyのプロフィールと連動
  • スキャンと同時に名刺交換相手に関連する情報を表示
  • つながり一覧ですぐに人を検索
  • PC上での名刺閲覧・編集やCSVダウンロード

【サービス概要】

Wantedly Peopleはスキャンした名刺データを管理できるサービスです。

取得した相手の名刺データをスマホ・PCからいつでも確認することができます。取得したデータをCSV出力して他サービスとデータ連携することも可能です。

※現在は個人利用に特化したサービスとして運営

【料金】

すべての機能を無料で利用することができます

https://people.wantedly.com/

顧客管理・営業進捗のダッシュボード化に使えるSFA・CRMツール

Sales Cloud

【特徴】

  • 取引先および取引先責任者の管理 
  • 取引先の最新ニュース取得
  • 見込み客管理
  • 商談管理 
  • ダッシュボード機能
  • 売上予測
  • 営業プロセスのカスタマイズ 
  • タスク管理、アクティビティフィード 
  • 自動メール情報取得
  • ワークフローと承認
    ※他多くの機能を提供

【サービス概要】

Sales Cloudはセールスフォース・ドットコム社が提供する国内外トップシェアのCRM/SFAプラットフォームです。マーケティング、営業、コマースなどの部署間で顧客情報を一元的に共有することができます。

15万社以上がセールスフォース・ドットコム社のサービスを利用していますが、中小企業向けのプランも充実しており低価格で利用することができます。

Sales Cloudは機能が充実しており、カスタマイズに時間はかかりますが自社サービスに合ったレポート管理や案件管理・顧客管理ができます。

【料金】

Essentials(年間契約):3,000 円(税抜)/ユーザー/月

※ユーザー数10名までの中堅・中小企業向けCRM*

Professional(年間契約):9,000 円(税抜)/ユーザー/月

※あらゆる規模のチームに対応する包括的な CRM

Enterprise(年間契約):18,000 円(税抜)/ユーザー/月

※自社に合わせた細かいカスタマイズが可能なCRM

Unlimited(年間契約):36,000 円(税抜)/ユーザー/月

※CRM 機能とサポートが無制限

※他複数オプションあり

https://www.salesforce.com/jp/products/sales-cloud/overview/

Microsoft Dynamics 365

【特徴】

  • 潜在顧客と営業案件の管理        
  • マーケティングリスト作成と簡易キャンペーン実施        
  • 製品、価格表、製品バンドル        
  • 見積、注文、請求書        の作成
  • 競合他社、販売目標、担当地域の管理
  • パートナー関係管理        
  • 組織図の作成

※他複数機能提供。価格プランで提供内容に違いあり。

【サービス概要】

Microsoft Dynamics 365がマイクロソフト社が提供するERP/CRMサービスです。下記一覧にまとめましたが、顧客ニーズに対応したアプリケーションを複数展開しています。CRMに使うサービスはDynamics 365 for Salesになります。

・Dynamics 365 for Marketing (マーケティング)

・Dynamics 365 for Sales (営業支援/CRM)

・Dynamics 365 for Customer Service (カスタマーサービス)

・Dynamics 365 for Fiels Service (フィールドサービス)

・Dynamics 365 for Project Service Automation (プロジェクトサービスオートメーション)

・Dynamics 365 for Finance and Operation (ERP)

・Dynamics 365 for Retail (流通/小売)

・Dynamics 365 for Talent (人材管理)

潜在顧客や営業案件の管理からマーケティングリストの作成/キャンペーン実施、見積書/請求書の作成など多くの機能を使うことができます。

【料金】

Dynamics 365 Sales Professional:¥7,070 /1ユーザーあたり/月額

Dynamics 365 Sales Enterprise:¥10,330 /1ユーザーあたり月額

※他複数プランあり

https://dynamics.microsoft.com/ja-jp/

Zoho CRM

【特徴】

  • メール
  • 電話
  • Webチャット
  • 見込み客予測
  • マーケティングオートメーション
  • レポート作成
  • ダッシュボード作成
  • パフォーマンス分析

※プランによって提供機能が変わります

【サービス概要】

Zoho CRMは営業パフォーマンスを上げる顧客管理 / 営業支援ツールです。自社の営業スタイルにあわせて項目の追加など自由にカスタマイズすることができます。

Zoho CRMを使用することで日々のタスクを自動化し、顧客データ確度の高い見込み客のみを抽出する機能なども使用でき、チームで追うべきKPIをダッシュボードで可視化することができます。

【料金】

スタンダード:$12/ユーザー/月

プロフェッショナル:$20/ユーザー/月

エンタープライズ$35/ユーザー/月

https://www.zoho.com/jp/crm/

リード獲得からナーチャリングの自動化ができるMAツール

b→dash(ビーダッシュ)

【特徴】

  • データパレット
  • 外部ツールAPI連携
  • ビジネスデータ連携
  • スコアリング
  • Public DMP連携
  • クロスチャネルシナリオ作成
  • カゴ落ちメール
  • Web閲覧履歴メール
  • 購入促進メール
  • お誕生日メール
  • ポイント期限切れ告知メール
  • セグメント
  • DM連携
  • アプリ・Webアクセス解析
  • CPM分析
  • RoAS分析
  • カスタマージャーニー分析
  • 顧客ID分析
  • ファネル分析
  • LTV分析
  • プロモーション施策成果分析
  • RFM分析
  • LINEビジネスコネクト
  • 広告連携
  • SMS配信
  • メールレコメンド
  • レコメンドレポート
  • レコメンドスコア取込
  • CMS(フォーム)
  • CRM
  • PUSH通知
  • SFTP連携
  • リスト作成
  • 短縮URL
  • 購買相関・閲覧相関
  • カスタムレポート
  • ダッシュボード

【サービス概要】

LINEやアプリ、広告、メールといったクロスチャネルでのOne to Oneのコミュニケーションが実現できるほか、RFMやCPMなどの分析指標のカスタマイズも自在に行えるのが特徴です

b→dashは企業が保有するデータの取得・統合・活用をAll in Oneで実現するMAツールです。LINEやアプリ、広告、メールといったチャネルと組み合わせて運用できるため他ツールを使用しないで1つのサービスで完結することができます。

マーケティング以外にもRFMやCPMなどの分析指標のカスタマイズを自由に行えるのでデータを使って様々な施策を打つことができる万能なプラットフォームといえます。

【料金】

b→dash Lite:月額5万円

b→dash:月額5万円〰

※利用する機能により変動。詳細は問い合わせで確認。

https://bdash-marketing.com/

Marketo(マルケト)

【特徴】

  • マーケティングオートメーション
  • SEO対策
  • メルマガ
  • 顧客管理
  • カスタマージャーニーの分析
  • 顧客ライフサイクル管理
  • ナーチャリング
  • メールマーケティング
  • ソーシャルマーケティング
  • ランディングページとフォーム作成
  • 広告のターゲティング
  • キャンペーンのレポーティング
  • ターゲットアカウント管理

※他複数機能提供。価格プランで提供内容に違いあり。

【サービス概要】

Marketoは、マーケティング活動を自動化し、リード育成から営業活動の効率化を実現するMAサービスです。様々な機能を提供していますが、メインとなる機能は下記になります。

(1) SEO対策

(2) 最適なタイミングでコンテンツ配信できるようなサポート機能

(3) メルマガ機能

(4) セールスインサイト機能

(5) モバイルエンゲージメント機能

新規顧客の育成、メール配信の自動化、コンテンツ制作(LPやフォーム)が簡易的に作成可能できるようになり、質の高いリード獲得からナーチャリング、そしてクロージングまでをサポートしてくれます。Webトラッキングで顧客行動がダッシュボードで見える化されるため、より精度の高い顧客分析もできるようになりました。

【料金】

データベースサイズに応じた価格設定

※価格設定は要問合せ

https://jp.marketo.com/

Pardot(パードット)

【特徴】

  • 有望な見込み顧客の創出
  • リード獲得
  • リード育成
  • パーソナライズドメール配信
  • タイムリーな営業へのリード供給と商談率の向上
  • マーケティング効果の可視化・改善
  • SalesCloudとの一貫した施策管理
  • スムーズなSFA連携
  • 検索連動型広告キャンペーン
  • 入力フォーム+ランディングページ作成機能
  • メールA/Bテスト
  • 検索連動型広告レポート

※他複数機能提供。価格プランで提供内容に違いあり。

【サービス概要】

Pardotはセールスフォース・ドットコム社が提供するマーケティングオートメーションツールです。

Salesforce一体型なのが特徴であり顧客行動のアクセス分析、メールシナリオ設定、Salesforce連携、入力フォーム+ランディングページ作成機能など、マーケティングと営業を組み合わせて営業効果の最大化を実現します。

BtoB営業を強力に支援する機能が数多く備わっているので営業活動を最大化したい企業には役立つサービスとなっています。

【料金】

Growth:150,000 円(税抜)/月/*プロスペクト数最大10,000

Plus:300,000 円(税抜)/月/*プロスペクト数最大10,000

Advanced:480,000 円(税抜)/月/*プロスペクト数最大10,000

https://www.salesforce.com/jp/products/pardot/overview/

SATORI(サトリ)

【特徴】

  • リード獲得
  • リード管理
  • 問い合わせフォームの作成
  • 資料ダウンロードフォームの作成
  • メール配信
  • PUSU通知
  • セミナー集客
  • マーケティング施策のレポート作成
  • 外部サイトのCookieを用いたデータマーケティング

※他複数機能提供

【サービス概要】

SATORIは見込み客を増やすマーケティングオートメーションツールです。一般的なMA機能に加え、匿名ユーザーへもアプローチする「アンノウンマーケティング」などの独自の機能を提供しています。

SATORIは各顧客のオンラインやオフラインでの行動履歴がタグ付けされるので、見込み顧客の具体的な購買意欲をデータで確認することができます。

【料金】

初期費用:10万円

アカウント発行

導入支援(問合せフォーム設置(SATORI連携)、セグメント設定など)

SATORI利活用セミナーへのご参加(受講回数制限なし)

月額費用:10万円/月

カスタマー数:10万件まで(匿名UU数+実名の合計)

メール配信通数:10万通まで

Webプッシュ通知 Subscriber数:1万件まで

Webプッシュ通知 配信数:1万通まで

※上記それぞれの上限を超えた分は0.1円/1件あたり従量課金

https://satori.marketing

営業効率化ができるオンライン商談ツール

Mee2box(ミーツボックス)

【特徴】

  • ライブ配信
  • PCでの音声通話
  • 複数資料の切り替え
  • 資料を送る
  • 非公開商談メモ
  • 画面共有機能
  • 共有営業メモ
  • 自動音声議事録
  • 複数人コール機能
  • 録画録音

【サービス概要】

Mee2boxは世界中どこからでもビジネスミーティングを開始できるオンライン商談サービスです。ツールだけでなく、売上を上げるためのノウハウを含めたトレーニングも提供してくれるので導入後のフォローも行ってくれます。

普段お使いの営業資料(PDF、Word、Excel、Powerpoint等)をMee2boxにアップロードするだけで画面共有を通じて商談相手に資料提供することができます。

非公開商談メモや自動音声議事録の機能を使うことで新人スタッフのフォローや教育にも役立てることができます。

【料金】

STARTER:¥9,000/アカウント/月

※1~2アカウント

STANDARD:¥8,500/アカウント/月

※3~9アカウント

PREMIUM:¥8,000/アカウント/月

※10アカウント以上

※初期費用として別途ー社につき98,000円(導入・運用コンサルティング込み)

※表示価格は税抜き

https://mee2box.com/

bellFace(ベルフェイス)

【特徴】

  • ・5秒で接続
  • ・「紙」の資料のような操作性
  • ・お互いのマウス位置がわかる
  • ・名刺交換代わりのプロフィールシート
  • ・趣味の写真等も載せて、アイスブレイクにも使える
  • ・営業側にのみ表示される資料のトークスクリプト
  • ・トップ営業のトークを全員の資料に
  • ・ブラックボックスだった商談を録画録音
  • ・倍速再生も可能。あとから短時間で振り返り
  • ・他メンバーに商談内容のシェアもできる
  • ・自動でセールスフォースに記録
  • ・同時編集のメモ帳

【サービス概要】

ベルフェイスは営業に特化したWeb会議システムを提供しています。商談相手に URLを送るだけですぐにオンライン商談することができます。インストールやログインなど一切不要でネットにつながっていれば、どんな場所でも5秒で接続することができます。

トークスクリプトや資料共有機能などを用いてクロージングまでのサポートをしてくれます。

【料金】

要問い合わせ

https://bell-face.com/

Zoom

【特徴】

  • ビデオ会議機能
  • ウェブ会議機能
  • グループコラボレーション機能グ
  • セキュリティ
  • ユーザー管理
  • レポーティング
  • 1GBのMP4/M4Aクラウド記録
  • 管理用ダッシュボード
  • クラウド記録トランスクリプト

※他複数機能提供。価格プランで提供内容に違いあり。

【サービス概要】

Zoomはビデオ会議システムを提供するサービスです。Skypeのようにアカウントを作成しなくてもクリック一つでビデオ会議に参加することができます。

大人数での会議やセミナーに使われることが多いですが、1対1の商談にも使うことができます。40分のみでしたら完全無料でオンライン商談をすることも可能なので試しに使ってみるのに適しています。

【料金】

基本プラン:無料

※40分の利用制限あり

プロプラン:¥2,000.00/月/ホスト

ビジネスプラン:¥2,700.00/月/ホスト

*最小で10名のホスト

企業向けプラン:¥2,700.00/月/ホスト

※*最小で50名のホスト

https://zoom.us/jp-jp/meetings.html

まとめ

インサイドセールスを社内に導入することで営業効率を大きく改善することが可能です。しかし、インサイドセールスで大きな成果を出すためには部署間の連携やツールを用いたKPIの可視化などが重要になってきます。

ツール利用には一定のコストがかかるため自社サービスや運営体制に適したツールを活用しマーケティング設計から営業プロセスまでを改善し、大きな成果を上げましょう。

インサイドセールスを行う上でツール選びは大事ですが、ツールを使いこなす人材も非常に重要です。

kakutokuには2020年3月現在、6,000名の営業人材が登録しており、オンラインセールスに長けている方も多く活動されています。企業の商材やサービスに合わせて最適な人材に依頼できるので、興味がある方はこちらからお気軽にご相談ください

カクトクのインサイドセールス代行についてはこちら:https://kakutoku.jp/lp/client/insidesales
カクトクの営業ツール運用支援(MA/SFA/CRM)についてはこちら:https://kakutoku.jp/lp/client/sfa


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